みなさんが調べ物をしたいとき、内容が薄いウェブサイトと、専門的な情報が載っているウェブサイトのどちらを見たいと思いますか?ユーザーがウェブサイトを訪れるのには必ず目的があります。例えば「〇〇について調べたい」とか「面白い動画を見たい」だとか「旅行先の観光情報を探したい」等々。要はアクセスを集めるには自分のウェブサイトを訪れた訪問者を満足させてあげることが重要なのです。
「とにかくウェブサイトを作り続けること」という記事の一番最後に少し書きましたが、(余程の有名人であれば話は別ですが)日記ブログではユーザーの求めている情報を提供できていません。
日記ブログ等を運営していて、アクセスアップに悩んでいる人は、一つのテーマに沿ったウェブサイト作りをしてみてください。
ウェブサイト運営を続けるためには「好きな事」をやることが重要です。いくら「流行している」「儲かりそうだ」と思ってウェブサイトを作っても、それが好きな事で無ければ更新を続けることが面倒くさくなってきますし、本当に好きな人が書いた記事と比較すると内容の深さが全然違ってきます。
僕の場合は、「文章を書くこと」「使えなかったモノを使えるようにすること」「説明すること」が好きだったので結果的に解説サイトになりましたが、写真を撮るのが好きな人であれば「上手な写真の撮り方」を解説したり、いろいろな写真を公開して「壁紙素材集」などのサイトを作っても面白いと思います。肝心なのは自分に合ったテーマを選ぶということです。
自分が知りたいことがわかりやすく解説してあるウェブサイトがあったら嬉しいですよね。そのようなブログをあなたも作ってみたらいかがでしょうか。あなた独自の「仕事や趣味で得た知識や経験」というのは、あなたにとっては当たり前の事であっても、知らない人・それを調べている人にとってはとても有益な情報かもしれません。自分の身に付いているものですから、それを自分の言葉で分かりやすく、特に事例を交えて解説してあげれば、喜んでいくれる人は必ずいるはずです。
ネタ切れの心配が少ないテーマ(僕が運営していたレシピやランチガイド、アプリの紹介等)や、頻繁な更新の必要のないテーマ(マニュアルやレビュー等)を扱うのも一つのやり方です。日常生活で発生すること(料理やランチ)をテーマにすればネタに尽きる事は無いと思います。あとはその素材をいかに分かりやすく、自分の個性を交えて発信できるかという点がサイトの売りとなります。旅行記なんかも個性が出るのでいいですね。(参考事例:マサと耳子のアドリブレシピ、銀座ランチガイド、ハワイ パワースポット旅行記)
また、マニュアルや解説をメインテーマにした場合、長い期間そのノウハウが利用できるものであれば、ある程度まで記事を作成してしまえば特に更新をする必要なくアクセスを集め続けることができます。(参考事例:みんなの就活マニュアル)
マニュアル 解説 |
自分の得意な分野・知識が活かせる。普遍的なものであれば、一度コンテンツを作り上げてしまえば細かな更新の必要はなくなるので個人的には一番オススメ。 | |
料理 レシピ |
毎日の献立や料理を掲載できるのでネタ切れになる心配は少ない。ただ、料理系のウェブサイトは競合が多いのと広告の報酬額が少ないことがネック。 | |
旅行記 グルメ |
自分の経験談や食べたもののデータベース化ができるのでネタ切れの心配が少ない。旅行記は自分なりのオススメポイントをGoogleマップやYouTube動画と連動させたりできるのでオリジナリティの高いコンテンツが作りやすい。AdSenseだけでなく旅行系のアフィリエイト広告とも親和性が高い。 | |
ゲーム攻略 | 新商品が出るたびにサイトが作れるのでネタ切れが少ないのと、Yahoo!カテゴリに登録されやすいジャンルではある。ただ、発売から時間が経つにつれてアクセス数は大きく減っていく。ゲームが趣味の人であればいいかも。移植が予定されている人気ゲームの攻略サイトを古いデータを基に作っておくと、発売直後の瞬間風速はかなり大きい。 | |
レビュー | 電化製品やパソコンの使用感、自動車の試乗など、自分の体験をもとにレビュー記事を書けば、その情報を求めている人にとっては有意義なサイトになる。自分で書いていてなんですが、試乗レポートなんて元手がかからない割にネタ切れの心配もなく、動画なども含めておもしろいコンテンツが作れそうな気が。 | |
ニュース 速報 面白ネタ |
日々のニュースや出来事を随時更新していく形式。ネタ切れになる心配が少なく、トレンドに乗れば大きなアクセスも見込めるが、一日数記事を毎日掲載していかないとアクセス数は減っていく傾向が強い。また競合も多いので、珍しいネタを探してくる必要もある。 | |
日記 備忘録 |
検索エンジンでも引っかかりづらく、訪問者もウェブサイト内を回遊することが少ないので、正直あまりオススメできない。ただし、内容が充実しているブログ(コラム・論文・レポート等)であればファンが付いたりソーシャル系のメディア(Twitterやfacebook、はてなブックマーク等)で取り上げられることもあるので、内容にこだわって書いてみてもOK。 |