-11月-2011の記事

オリジナルコンテンツについて

(公開: 2011年11月17日 更新: 2012年07月21日)

ちょうどInside AdSenseでオリジナルコンテンツについて言及している記事があったので、僕の方でも解説したいと思います。

Content ManagementContent Management / depone

オリジナルコンテンツとはその名の通り、他のサイトからコンテンツをコピーしたり、他の出版物を書き直したものではなく、あなた自身の経験や見解を掲載した独自性のあるコンテンツの事を指します。ユーザーにとって見やすく便利で有益なサイトづくりをすることで、ここでしか得られない貴重な情報のあるウェブサイトとしてユーザーに認識され、リピーターの増加にも繋がります。また、オリジナルコンテンツを増やしていくことは、一番の検索エンジン対策にもなります。

リピーターが増える/検索エンジンで上位表示されることにより、訪問者の増加、訪問者の滞在時間の延長という事象が発生し、関連する広告がクリックされる可能性が高まり長期的な収益の増加をもたらします。

オリジナルコンテンツについて


Google AdWords 認定資格プログラム

Google AdWords認定資格プログラムを勉強しよう

(公開: 2011年11月11日 更新: 2012年07月21日)

直接的にAdSenseとは関係ないのですが、時間と興味があったら「Google AdWords 認定資格プログラム」を勉強しておく事をオススメします。これはGoogleが提供している、AdWordsを取り扱う広告代理店向けのトレーニングプログラムで、AdWordsの用語の意味から利用法、最適化の手法などを学ぶことができます。

Googleアカウントさえ持っていれば誰でも無料で勉強することができ、どのような仕組みでAdSense広告が配信されているのかを知ることができます。絶対必要な知識と言うわけではないのですが、一通り勉強しておくと広告主側の考え方が理解できるようになるのでAdSenseの配置方法やプレースメントのアピールの仕方などで知識を活用できるかもしれません。

なお、希望者は試験を受けてAdWordsの認定資格を得ることもできます。試験については次のパートで解説します。

Google AdWords 認定パートナー試験について

試験は初心者向け試験が一種類、上級者向け試験が三種類あります。

  • (初級)Google Advertising 初心者向け試験
  • (上級)検索広告の上級者向け試験
  • (上級)ディスプレイ広告の上級者向け試験
  • (上級)レポートと解析の上級者向け試験
  • この初級が一つと、上級三種類のうち一つの試験を合格すると「Google AdWords認定資格プログラムの個人の認定資格者」となることができます。

    試験を受けるには1科目50ドルの試験料がかかり、合格基準は以下の通りになります。

  • (初級)Google Advertising 初心者向け試験・・・85%の正答率
  • (上級)検索広告の上級者向け試験・・・80%の正答率
  • (上級)ディスプレイ広告の上級者向け試験・・・70%の正答率
  • (上級)レポートと解析の上級者向け試験・・・75%の正答率
  • ちなみに僕は初級が90%、検索広告の上級者向け試験が81%、ディスプレイ広告の上級者向け試験が76%で合格しています。うわー、ギリギリだなぁ。

    なお、認定資格には有効期限があって、初級は2年間、上級は1年間の有効期限になっています。要は認定資格者でいたかったら、ちゃんと1年毎に勉強し直して50ドル払って試験受けてね(はぁと)ってことです。えー、これは受験前には知らなかったよ。

    試験を受けたい人はGoogleテストセンター(http://google.starttest.com/)にアクセスして、テスト用のアカウントを作成(普通のGoogleアカウントの流用でOK)し、テストを購入します。その後、試験専用のアプリをダウンロードしてログインすれば、購入したテストが受けられるようになります。

    いきなり書くのも縁起が悪いですが、落ちた場合は7日後に再度受験できるようになります。ただ、その際にはもちろんまた50ドルの試験料を支払う必要があります。

    AdWords 認定パートナー試験の傾向と対策

    試験は専用アプリを使ってWeb上で受験する形式になります。試験アプリを起動すると、他の機能は使えなくなりますのでしっかり勉強して臨みましょう。試験は120分でだいたい110問~120問(問題数は試験によって異なる)、4択問題で出題されます。

    総合的な注意点としては、

    1.試験問題の日本語訳がちょっとよくわからない部分があるので、その辺は飛ばして分かる問題から解いていく
    2.初級試験が受かったら、なるべく間を空けずに上級も受けましょう(問題の傾向が重複している事が多いので)

    続いて試験個別の傾向と対策です。


    (初級)Google Advertising 初心者向け試験
        ・・・テキストをプリントアウトするとA4用紙で68ページ

    正直、一番難しかったです。というのが、範囲が広いのと合格ラインが高いからです。内容的には広く浅くという感じですが、用語の定義から広告の配置方法、効果的な運用方法などAdWordsの基本的な部分が出題されます。

    AdWordsを利用した事がある人はイメージしやすいですが、机上で勉強しているだけだとちょっと感覚を掴むのが難しいかもしれません。そんな時はAdWordsのアカウントを作成し(作るだけなら無料)、実際に自分でいじってみるといいでしょう。あと個人的に難しかったのが、代理店の立場での利用法(クライアントセンター系)の問題です。これは普通は個人で使う事ができないので、テキストで学ぶしかできません。

    対策としては、テキストをプリントアウトして赤線引きながら実際に使ってみるのが一番だと思います。試験は暗記問題ではないので、内容が理解できていれば解答できるはずです。僕は初級に関しては6~7時間(テキスト3~4回読みなおし)+分からないところだけ実践という感じで勉強して、1回落ちた上で再チャレンジで受かりました。ぶっちゃけ、一回受けてみて、「あぁ、こんなもんか」と感じちゃうのも良いかもしれません。(50ドルがさよならしますが)


    (上級)検索広告の上級者向け試験
        ・・・テキストをプリントアウトするとA4用紙で75ページ

    この試験は初級が受かった3日後に受けたのですが、一発合格でした。勉強時間は3時間ぐらい(テキスト1.5回読み)です。この試験はGoogle検索後に表示される広告(検索結果の上部と右側に出るやつ)の効果的な運用法を深堀りした内容なので、問題の傾向が初級と重複するところが多いです。なおかつ合格ラインも下がるので、初級が受かったらなるべく間を置かずに受験してしまいましょう。

    なんとなくツール系や最適化系の問題が多かったかなぁ。


    (上級)ディスプレイ広告の上級者向け試験
        ・・・テキストをプリントアウトするとA4用紙で46ページ

    この試験は検索広告の上級者向け試験に受かった日の翌日に受け、一発合格でした。勉強時間は2時間ぐらい(テキスト1.5回読み)です。この試験はディスプレイ広告(ウェブサイトに表示されるイメージ広告等)の効果的な運用法を深堀りした内容、こちらも初級と重複することが多いです。合格ラインはさらに低くなるので、この試験も間髪いれずに受けてしまった方が良いです。

    ここではYouTube系の広告の内容が初めて登場します。試験でも多めに出題されるので、しっかり勉強しておきましょう。


    (上級)レポートと解析の上級者向け試験

    すみません、受けてません。

    AdWords 認定資格者になるメリットは?

    自慢ができます。

  • 知識が付きます
  • 認定証が貰えます
  • この記事の一番上に貼ってある写真です。

  • Google内にプロフィールページが貰えます
  • ちなみに僕のプロフィールページはこちら。
    https://adwords.google.com/professionals/profile/ind?id=012219661053128434198&hl=ja

  • 認定パートナー企業になるにはAdWords 認定資格者が社内に一人以上いる必要があるので、その手の企業にアピールできます


  • こんなところかなぁ。個人的に知識を求めたい人や仕事的に資格を取っておいた方が良い人は試験を受けてみると良いかもしれませんが、大多数の人はラーニングセンターで学ぶだけで充分だと思います。もし興味があればチャレンジしてみてください。


    AdSenseチームからのお知らせメールを購読しよう

    (公開: 2011年11月10日 更新: 2012年07月21日)

    Google AdSenseでは利用者に向けていろいろな情報を発信しています。その一つがInside AdSense(AdSense日本語版公式ブログ)で、もう一つがAdSenseチームから届くお知らせメールです。

    お知らせメールでは、不定期に以下の情報が配信されています。

  • 個別の提案や最適化のヒント
  • 事例紹介やヒントを記載した定期的なニュースレター
  • AdSense を改善するための不定期のアンケート
  • 特別優待の情報
  • 関連する他の Google サービスに関する情報
  • アドセンスの管理画面でメール設定をするだけでこれらの情報を受け取ることができます。特にそれぞれのウェブサイトの広告配置に関するアドバイスやAdSenseセミナーの情報など、このお知らせメールでしか確認できない内容もありますので、メールが届くように設定しておく事をオススメします。

    AdSenseチームからのお知らせメールを購読しよう


    プレースメントターゲットを活用しよう

    (公開: 2011年11月08日 更新: 2012年07月21日)

    ウェブサイトがある程度の規模になってきたら、広告ユニットのターゲット設定を利用し広告主に対してウェブサイトのアピールをしましょう。

    広告主はこの広告プレースメントをチェックして、広告の効果が高く見込めると思われるウェブサイトにだけ広告を配信することができます。人気のあるプレースメントは広告のオーダーが増加し、広告の単価はオークションで決まるため(参考記事:テキスト広告とイメージ広告はどちらが効果的?)広告のクリック単価が上昇し、結果的に報酬額が増える可能性が高まります。

    別の記事でも掲載しましたが、「広告プレースメントの設定方法」を再度載せておきます。


    赤く囲ってある箇所が(プレースメント)ターゲット設定です。

  • 広告の掲載位置:トップページにのみ掲載する広告ユニットの場合はホームページを選択。個別のページなどの場合には、その他のページを選択し、ページの内容を簡単に記入。(例:スポーツ記事、電化製品のホームページ)
  • 広告掲載位置:広告を貼る位置を選択。
  • 説明:広告を貼るサイトや広告のサイズなどを説明。(例:〇〇を解説しているウェブサイトで月間PVは〇〇。広告掲載場所:ページ上部。サイズ:ビッグバナー。など)


  • これだけだと単なる記事の使いまわしなので、広告主側(Google AdWords側)からどのように見えるのか解説したいと思います。

    広告主側から見たプレースメントターゲット広告

    Google AdWordsとはGoogleが広告主向けに提供しているサービスで、Googleの検索結果や関連するウェブサイトに広告を掲載するサービス。要はAdSenseの逆側にあるプログラムです。


    Google AdWordsにログインし、ツールと分析タブからプレースメントツールを選択します。


    ここで「単語またはフレーズ」欄にキーワードを入力して検索します。すると、そのキーワードと関連するプレースメント(ウェブサイト)がずらっと表示されます。広告主はこの中から掲載したいプレースメントを選択していくのです。ここで、分かりやすいプレースメントの説明文があれば、広告主の目に留まりやすいですよね。

    なお、この画面はGoogle AdWordsのアカウントを持っている人は誰でも確認できますので、一度見てみると参考になるかと思いますよ。


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    「広告の許可とブロック」機能を活用して広告をコントロールしよう

    (公開: 2011年11月07日 更新: 2012年07月21日)

    AdSense広告は基本的にはウェブサイトの内容とと関連性の高い広告が表示されるようになっていますが、自分の意にそぐわない広告が配信される場合があります。また、プレースメントターゲット広告機能を利用していると、ウェブサイトの内容と関連性がまったく無い広告が配信される場合もあります。

    そんな時は「広告の許可とブロック」機能を使って、配信される広告をコントロールしましょう。
    「広告の許可とブロック」機能を活用して広告をコントロールしよう