結構、この機能を待ち望んでいた人って多いんじゃないですか?
というわけで、遂にGoogle AdSense公式のレスポンシブ広告ユニット(ベータ版)がローンチされました。実はこれ、2013年4月にこっそり開催されたGoogle AdSenseプロダクトマネージャーを交えた座談会でこっそり聞いていたんですが、開始時期が未定だったのと、僕の英語力の無さでちゃんとした和訳ができそうに無かったので記事にしないまま放置してた案件だったりします(おぃ)
では早速設定してみましょう。
おなじみの管理画面から「レスポンシブ広告ユニット(ベータ版)」という項目が選択できるようになっていますので、これを選択。
すると注意書きが表示されます。僕もいろいろ試してみましたが、レスポンシブ以外のテーマ(WordPressでしか検証してませんが)だとうまく表示されないような感じです。
試しに昔のデザインを引っ張り出してきて検証。タイトル下に入っている728 x 90サイズの広告がレスポンシブ広告ユニット(ベータ版)になっています。
これをスマートフォンで見ると、320 x 50サイズの広告ユニットに自動的に変わっています。んー、レスポンシブ。(注:広告が一画面に2個入ってるから違反じゃね?とか言わないでね。テスト用でちゃちゃっとやっただけなので。)
で、広告のコードを見てみると、
.my_adslot { width: 320px; height: 50px; }
@media(min-width: 500px) { .my_adslot { width: 468px; height: 60px; } }
@media(min-width: 800px) { .my_adslot { width: 728px; height: 90px; } }
となっているので、横幅800px以上だとビッグバナー(728 x 90)が、800pxから500pxだとバナー(468 x 60)、500px以下だとモバイルバナー(320 x 50)が表示されるようですね。(僕の環境だとバナーの表示ができなかったので検証できてませんが)
まだベータ版ということで多少のエラーはあるかもしれませんが、PC版とスマートフォン版で広告の切り替えに苦労していた人(=僕)にとってはとても嬉しいニュースだと思いますよ。
なお公式のヘルプがこちらになりますので、あわせてご確認ください→広告コードの導入/レスポンシブ広告ユニットを作成する