従来、Google AdSenseはコンテンツターゲット広告がメインでウェブサイトの内容に関連した広告が自動的に表示されていました。ただ、現状はインタレストベース広告という配信方法も取り入れられています(他にもプレースメントターゲット広告がありますが、それはまた別の記事で解説します。
Google AdSenseのヘルプページによると
コンテンツターゲット キーワード分析、語句の使用頻度、フォント サイズ、ウェブの全体的なリンク構造などの要素からウェブページの内容を把握し、それぞれのページの内容に沿った Google 広告が選択されます。
インタレストベース広告 インタレスト ベース広告を使用することにより、広告主はユーザーの興味/関心(「スポーツ ファン」など)に基づいてアプローチすることが可能となり、ユーザーがアクセスした広告主のウェブサイトなど、以前の利用状況に応じて広告を表示することができます。
と書いてありますが、インタレストベース広告とは簡単に言うとウェブサイト訪問者の興味があると思われる内容の広告を表示させる配信形式です。例えば海外旅行の事を調べていると、訪問するウェブサイトのほとんどで海外旅行に関する広告が表示されることってありますよね。要はこれがインタレストベース広告です。
では、インタレストベース広告とコンテンツターゲット広告どちらの方が成果が上がりやすいのでしょうか?僕の個人的な実績ですが、インタレストベース広告の方がクリック率やクリック単価は高い傾向があります。ただ、全ての広告でインタレストベース広告が配信されるわけではないので報酬の総額としてはコンテンツターゲット広告の方が高いです。Googleの広告配信に関する基本的な考え方は、一番効果が高いと思われる広告を配信するという仕組みになっていますので、結果的に効果が高いのだと思います。
デフォルト(初期状態)ではインタレストベース広告機能はONになっていますので、特に大きな理由が無ければそのままの状態にしておいた方が良いでしょう。次の記事ではインタレストベース広告機能のON/OFFのやり方や、配信形式別の報酬結果の確認法を解説します。