ハイエンド端末向け AdSenseの設定については特に難しい事は無いのですが、配置場所(特に320×50のビッグバナー)がずれるとレイアウトが崩れてしまう場合がありますので、その辺りを重点的に解説したいと思います。
端末タイプを「iPhoneやその他の高性能端末のみ」に設定すると、ハイエンド向け AdSenseになります。広告タイプやエンコードは特にデフォルト(初期状態)のままで構いません。これで「保存してコードを取得」をクリックするとハイエンド端末向けのAdSenseコードが表示されるので、スマートフォン向けAdSenseの効果的な配置例を参考にしていただき、コードを貼り付けてください。
【2012年2月19日追記】
ハイエンド向けアドセンスがコンテンツ向けアドセンスに統合されます。新コードに変更しないと2012年5月以降、ハイエンド向けアドセンスがひょうじされなくなりますので、早めに対処してください。
参照記事:スマートフォン向け広告ユニットがコンテンツ向けユニットに統合
ただ、最初にも書いたとおり、ビッグバナーについてはコードを貼る場所を間違えると、スマートフォン向けサイトのレイアウトが崩れる(横スクロールが発生する)場合があるので、対処法を以下で解説します。
iPhoneテンプレートfor MTというテンプレートを利用すると、PCサイトを簡単にスマートフォン向けサイトに変換することができます。このテンプレートの使い方についてはここでは割愛しますが、レイアウトの崩れないAdSenseの配置場所は以下の場所になります。
</head> <body> <div class="toolbar"> <h1 id="pageTitle">Xperia非公式マニュアル</h1> <a id="backButton" class="button" href="#"></a> </div> <!-- ▼トップページここから▼ --> <ul id="home" selected="true"> <$MTInclude module="アドセンスコード"$> <!-- ▼最新のブログ記事20件ここから▼ --> <li class="group">最新のブログ記事7件</li> <MTEntries lastn="7">
</head> <body> <p id="logo"><a href="<$MTBlogURL$>sp/">Xperia非公式マニュアル<br/>for スマートフォン</a></p> <$MTInclude module="アドセンスコード"$> <div id="content"> <p><a href="<$MTBlogURL$>sp/"><img src="<$MTBlogURL$>sp/img/totop.png" width="68" height="16" alt="トップページへ" /></a></p> <h1><$MTEntryTitle$></h1>
僕の場合、モジュールを組み込んでいるのですが、
「<$MTInclude module="アドセンスコード"$>」
という箇所にAdSenseのコードをそのまま貼り付けてもOKです。
WordPressの場合は「WPtouch」プラグインを使えば、簡単に個別記事の上部にビックバナーを配置することができます。
AdSenseの設定画面でハイエンド端末向けAdSenseのコードを取得し、pub-〇〇という箇所をコピーします。
「WPtouch」の設定内にAdSenseのコードを入力する箇所があるので、ここで先ほどコピーしたpub-〇〇をペーストします。なお、チャネルについては必要に応じて入力してください。
こちらもMovable Typeの時と同様に、各記事上部にアドセンス広告が表示されます。