アドセンス広告の種類VII ~動画向けAdSense~

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Google AdSenseには数多くの広告の種類があります。
大きく分けて

I.コンテンツ向け AdSense
II.検索向け AdSense
III.フィード向け AdSense
IV.モバイルコンテンツ向け AdSense(従来の携帯電話向け)
V.ハイエンド端末向け AdSense(iPhone/Android端末向け)
VI.AdMob モバイルディスプレイ広告(スマートフォンアプリ向け)
VII.動画向けAdSense(YouTube向け)

の6種類があります。この記事では動画向けAdSense(YouTube)向けのアドセンスについて解説していきます。

動画向け AdSense

動画共有サイト「YouTube」の動画やサイドバーにアドセンス広告を表示することができます。

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動画ユニットの使用にはYouTubeのアカウントが必要で、なおかつ一定の条件を満たしている場合に「YouTube動画収益プログラム」に参加することができます。この一定の条件は開示されていませんが、僕が検証してみたところ視聴数が1000回~2000回ぐらいになるとYouTubeから案内が来るような感じです。

ただ、この動画向け AdSenseについては権利関係のチェックが非常に厳しいので、特にBGMやソフトウェア、ゲームの画面等が映像に入っている場合は注意が必要です。

YouTube収益化プログラムのガイドラインには以下のように記載されています。

対象になる動画のタイプ

ガイドラインの基本はシンプルです。動画を投稿するには、その動画のすべてのコンテンツについて、全世界での配信権を所有し、利用規約とコミュニティ ガイドラインに従っている必要があります。

つまり、動画をすべて自分で作成し、それを独占的に商業利用する権利を誰にも売り渡していないということです。他の人が作成したコンテンツが動画に含まれている場合は、そのコンテンツを使用して収益を上げることについて書面で許可を得る必要があります。

対象になりうる動画の例
・自分の猫を撮影し、BGM は使用していない。
・著作権使用料無料の音楽が動画に含まれており、曲および適用される使用許諾に直接リンクすることで商業的利用権の保有を証明できる。
・友だちのバンドがオリジナル曲を演奏しているところを撮影し、その動画を使用して収益を得る許可を書面でもらっている。

対象条件を満たしていない動画はどれですか?

自分で作成していないコンテンツや作成者から使用許可を受けていないコンテンツを含む動画は対象になりません。動画内の以下の要素について、書面で許可を得ていることを示す必要があります:

音声: 録音した音楽、ライブ パフォーマンス、カバー曲、BGM など
視覚: 画像、ロゴ、ソフトウェア、ゲームの映像など
全世界での商業的利用権を保有していないその他のコンテンツ。

対象とならない動画の例

・個人使用のために購入した曲(たとえば iTunes や CD ショップで購入した曲)が動画に含まれているが、商業利用の許可を得ていない
・インターネットで動画を見つけたが、その動画に著作権がないことを証明できない。
・著作権で保護されているお気に入りの曲をただ口ずさんでいる
・他人のコンテンツを許可なく使用しているが、まだ著作権侵害通知を受け取っていない。
・共同編集したか、他の作品と「マッシュアップ」した
・曲またはビデオ クリップを 30 秒間のみ使用している
・ライセンスに規定されている帰属表示またはクレジット表示がない

動画が対象条件を満たしていない場合は、YouTube から削除されることがあります。

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