Google AdSenseには数多くの広告の種類があります。
大きく分けて
I.コンテンツ向け AdSense
II.検索向け AdSense
III.フィード向け AdSense
IV.モバイルコンテンツ向け AdSense(従来の携帯電話向け)
V.ハイエンド端末向け AdSense(iPhone/Android端末向け)
VI.AdMob モバイルディスプレイ広告(スマートフォンアプリ向け)
VII.動画向けAdSense(YouTube向け)
の6種類があります。この記事では基本のコンテンツ向けAdSenseについて解説していきます。
コンテンツ向けAdSenseにはビッグバナーやレクタングルなどの広告ユニット、リンクユニットの2種類があり、PC向けのウェブサイト・ブログなどに適したAdsense広告です。なお1ページ内に広告ユニット、リンクユニットそれぞれ3つまで同時に配置できます(それ以上になると広告スペースが空白になります)。
広告ユニット
テキスト広告、イメージ広告が自由に選べ、なおかつサイズも豊富なので収益の中心になる広告です。
上の画像のような広告ユニットを見かけたことがあるかと思います。なお、広告ユニットのサイズは12種類が提供されています。
1.ビッグバナー(728×90)
2.バナー(468×60)
3.ハーフバナー(234×60)
4.ボタン(125×125)
5.スカイスクレイバー(120×600)
6.ワイド スカイスクレイバー(160×600)
7.レクタングル(小)(180×150)
8.バナー(縦)(120×240)
9.スクエア(200×200)
10.スクエア(250×250)
11.レクタングル(300×250)
12.レクタングル(大)(336×280)
⇒テキスト広告ユニットのサイズ一覧はこちら
⇒イメージ広告ユニットのサイズ一覧はこちら
Googleのおすすめする広告のサイズは、レクタングル広告(大)(336×280)、レクタングル広告(300×250)、ワイド スカイスクレイパー広告(160×600)とのことです。ちなみに僕はビッグバナー(728×90)サイズをよく利用しています。
ただ、ビッグバナーを使う場合にはメインのコンテンツを書くエリアの横幅は728ピクセル以上が必要なため、ウェブサイト全体の横幅を940px程度まで広なければバランスが悪くなってしまいます。そのため横幅が小さいウェブサイトではバランスが崩れてしまいますので注意が必要です。Googleもヘルプ記事で書いていますが、自分のウェブサイトに最も合うサイズを選んで使用することが一番重要です。
リンクユニット
広告ユニットと異なり、関連性のある広告がリンクのように箇条書きで表示されます。広告ユニットよりも小さなサイズのため、ウェブサイト上のわずかなスペースを活用して収益を生み出すことができる便利なユニットです。なお、リンクユニットのサイズは6種類が提供されています。
1. (120×90)
2. (160×90)
3. (180×90)
4. (200×90)
5. (468×15)
6. (728×15)
⇒リンクユニットのサイズ一覧はこちら
従来、リンクユニット内には4つまたは5つの語句が表示されていましたが、2011年10月よりGoogle内での検証の結果、リンクユニット内に表示できる語句の数が横型では4つ、縦型では3つになりました。
(参考記事:Inside AdSense リンク ユニットの改良について)
ユニット自体は小さいですが、効果的な位置に貼る事によって大きな成果を生み出す可能性のあるユニットですので、サイドバーや記事上部(ウェブサイトタイトルの下)あたりに掲載しておくと良いでしょう。
どこまで本気なのか分からないのですが、Googleがこんな最適化のヒント動画を出しています。
とにかく大きな広告は良い事だ的な内容なのですが、確かに大きなユニットの方が効果が出ています。もし自分自身でウェブサイトの横幅を変えられるのであればウェブサイトの横幅を広げて、なるべく大きめの広告ユニットを掲載する事をお勧めします。
なお現状、Yahoo!JAPANの横幅は950pxに設定されていますので、そのサイズに違和感がなければ950px前後まで横幅を広げても良いかもしれないですね。