スマートフォン対応されたウェブサイトで、一画面中にAdSense広告が2つ表示されていると規約違反の可能性が高いですよ

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意外と知らない人が多いようなので改めて記事にしておきますね。

現在、ウェブサイトやブログのスマートフォン対応に追われている人や会社が多いと思いますが、特に「WordPress」で「レスポンシブデザイン」仕様のテンプレートを使っている人は注意が必要な点になりますので参考にしていただければ幸いです。

最近、記事下部にAdSenseのレクタングル(300サイズ)を横に2個並べているブログを良く見かけます。AdSense広告を横に2個並べることの効果については人それぞれなのでここでは言及しませんが、レスポンシブデザインになっているブログでは意図しないまでもAdSenseの利用規約違反になっている恐れがあります。

http://adsense-ja.blogspot.jp/2011/12/blog-post_05.html
Inside Adsense – 日本語: 勉強会レポート:スマートフォン向けサイトに関するよくある質問

AdSnese公式ブログの記事で確かに「1 つの表示可能なページ(1 ビュー)に表示できるモバイル コンテンツ向け AdSense の広告ユニットは 1 つのみです。」と言及されています。(注:ここで言う1画面に一個というのはスマートフォン対応された縦長上のサイトのことを指しており、PC版のウェブサイトがスマートフォンのブラウザに表示されている状態では無いと思われます。)

振り返ってみると、僕もAdSenseのセミナーで同様の事を言われた記憶もあります・・・というか記事にもしていますw
(→スマートフォン向けサイト最適化勉強会まとめI ~スマートフォンの現状~

実はこの情報、ポリシーをいくら探しても載っておらず、公式ヘルプでも議論が完結しておりません。

http://productforums.google.com/forum/#!topic/adsense-ja/C1IAEgLQgMw
モバイル向けの表示可能な広告の数について – Google グループ

ただ、ポリシーに載っていないから大丈夫じゃない?と考えるよりも、無理にAdSense広告を2つ横並びにしておく必然がないのであれば「触らぬ Google 神に祟りなし」という諺もありますので、片方はFacebookのLikeBoxや楽天モーションウィジェットなどの別広告にしておいた方が精神衛生上、良いかと思いますよ。

効果が高い広告配置位置についてはこちらの記事で解説しておりますので、興味のある方は合わせてどうぞ。
効果的な広告掲載位置 I ~Fの法則/Zの法則~
効果的な広告掲載位置 II ~具体例その1 個別記事上下~
効果的な広告掲載位置 III ~具体例その2 右サイドと個別記事下~
効果的でない広告掲載位置 I ~具体例その1 ヘッダー部分~

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