カスタムチャネルとは、アドセンスの広告コードに「チャネル」と呼ばれるIDを振り分け、広告ユニットごとの詳細なレポートを表示するための機能です。このチャネル設定は報酬を向上させるための分析ツールとして、とても重要な機能ですので有効に活用しましょう。
「チャネル」機能を利用することで、ウェブサイト単位や広告ユニット単位でクリック率やクリック単価などが測定できます。そのチャネルの成果が低い場合には広告の大きさや色を変えたり場所を変えたりする必要があります。特にグーグルアドセンスは、一つのアカウントで複数のウェブサイトや広告ユニットを管理することが多いので、ウェブサイト毎・広告ユニット毎に報酬レポートを分けて分析できる「チャネル」機能はとても便利です。
AdSenseアカウントにログインし、「広告の設定」タブにアクセスします。新しい広告ユニットを作成する際は「新しい広告ユニット」をクリックすると上の画像が表示されますので、赤枠で囲ったカスタムチャネルセクションで「新規カスタム チャネルを作成」をクリックします。
また、既存の広告ユニットにチャネルを追加する場合は、左サイドバーの「カスタムチャネル」を選択し、チャネルを追加したい広告ユニットを選択します。
広告の掲載位置:トップページにのみ掲載する広告ユニットの場合はホームページを選択。個別のページなどの場合には、その他のページを選択し、ページの内容を簡単に記入。(例:スポーツ記事、電化製品のホームページ) 広告掲載位置:広告を貼る位置を選択。 説明:広告を貼るサイトや広告のサイズなどを説明。(例:〇〇を解説しているウェブサイトで月間PVは〇〇。広告掲載場所:ページ上部。サイズ:ビッグバナー。など)
この設定をしておけば、AdSenseの管理画面でどの広告ユニットの収益が高いのか、収益が飲み悩んでいるページの解析などが簡単におこなえるようになります。
URLチャネルとは指定したURLでの広告の成果を分析できる機能です。URLの入力ルールは以下の通りになっています。
完全なURLを入力した場合は、指定したページの掲載結果が追跡されます。
例:http://adsense-life.info/googleadsense/1/ (個別記事)
URLの一部を入力した場合は、そのディレクトリの直下にある全ページが追跡されます。
例:http://adsense-life.info/category/googleadsense/ (カテゴリ内)
トップレベルドメイン名を入力した場合は、そのドメインの直下にある全ページが追跡されます。
例:http://adsense-life.info/ (ウェブサイト全体)
URLチャネルについてはウェブサイト毎やページ毎の収益を管理しやすくなるツールなので、必要に応じて設定していけばよいかと思います。